産業部会 6月定例部会のお知らせ産業部会は,真空技術に関する多様な情報を紹介することを目的として活動を続 けております.第218回6 月定例部会のプログラムをお知らせいたします. 前半のご講演は,真空を扱う上で必要不可欠な漏れ試験についてです.ISO 規格, JIS 規格の現状と,ISO で既に規格化された漏れ試験技量認定への対応の進捗状 況を紹介していただきます. 後半のご講演は,真空産業の発展に大きな功績を残したゲーリケについてです. 17世紀の初頭は,ガリレオ,トリチェリ,パスカル,ゲーリケによる真空物理の 発展のめざましい時代でしたが,さらにその次の時代の産業革命につながる真空 技術はゲーリケに負うところが極めて大きいと言えます.従来はマルデブルグの 半球の実験者としてしか知られていなかったゲーリケの業績の全貌とその生涯に ついて紹介していただきます. 終了後には,恒例となっている講師を交えた懇親会も開催しますので,さらに深 く突っ込んだディスカッションや情報交換の場としてご活用ください.多数のご 参加をお待ち申し上げております. 日 時:平成19年6 月20日(水) 14:00〜16:30 場 所:機械振興会館B3-2 号室(地下3階) 参加費:無料 ―プログラム― 開会挨拶 (日本真空協会産業部会長)及川永 14:00〜14:10 1.漏れ試験の規格の現状 14:10〜15:10 (キヤノンアネルバテクニクス(株)シニアエキスパート)田村芳一 休 憩 2.真空技術の先駆者としてのゲーリケの業績と生涯 15:30〜16:30 (核融合科学研究所名誉教授)宮原昭 なお,講演終了後,講師をお招きして懇親会(会費2,000円)を開催します.講 師への質問,相互の情報交換等,有意義なディスカッションができますので,こ ちらにも多数ご参加下さい. ◎次回の開催予定:平成19年7月20日(金) 見学会(高エネルギー加速器研究機構) 申込み・問合せ先:日本真空協会事務局(荻野) 〒105-0011 東京都港区芝公園3-5-8 機械振興会館306号室 TEL:03-3431-4395 FAX:03-3431-5371 E-mail:ofc-vsj@vacuum-jp.org |