日本真空協会 2009年2月研究例会
日本表面科学会 第61回表面科学研究会
テーマ:有機半導体素子における界面制御

 有機半導体は,フレキシブルで多機能な素子を低コストで実現できる可能性があり,
次世代のエレクトロニクスへの応用が期待されています.有機半導体エレクトロニクス
において,無機半導体素子と同様に界面が重要ですが,材料の性質が大きく異なるため,
そこに関わる界面科学,界面制御技術が全く異なります.本研究会では,有機エレクト
ロニクス素子実現に関わる界面の様々な問題を,この分野の研究を牽引している専門家
をお招きして解説していただきます.

日 時:2009年2月24日(火) 13:00〜16:45 (受付 12:30〜)
場 所:機会振興会館 地下3階 B3-1号室6階 67号室
    東京都港区芝公園3−5−8 (東京タワー前)


             −講演プログラム−

開会の挨拶          (日本真空協会研究部会長)土佐正弘 13:00〜13:05

1.有機半導体の界面電子構造(千葉大学先進科学センター)石井久夫 13:05〜13:45

2.有機FETにおけるデバイス・材料物理
               (東北大学金属材料研究所)岩佐義宏 13:45〜14:25

3.有機EL素子の高性能化に関わる界面の問題
                  (NHK放送技術研究所)時任静士 14:25〜15:05

                  −休憩−

4.有機太陽電池におけるp-i-nバルクヘテロ接合界面
  (分子科学研究所分子スケールナノサイエンスセンター)平本昌宏 15:20〜16:00

5.有機薄膜太陽電池における有機/電極界面の物性制御	
          (筑波大学大学院数理物質科学研究科)櫻井岳暁 16:00〜16:40

閉会の挨拶         (日本表面科学会企画委員長)中村友二 16:40〜16:45



参加費:(当日会場にて御支払ください.)
    日本真空協会会員,日本表面科学会会員 1,500円
    非会員 2.500円 学生 無料
    予稿集:1,000円

問い合わせ先:
    日本真空協会  TEL: 03-3431-4395 FAX: 03-3433-5371
            e-mail: ofc-vsj@vacuum-jp.org
            URL:http://wwwsoc.nii.ac.jp/vsj/
    日本表面科学会 TEL: 03-3812-0266 FAX: 03-3812-2897
            e-mail: shomu@sssj.org
            URL:http://www.sssj.org/kenkyukai/kenkyu_61.html